CODENAME: PANZERS PHASE ONE

破壊されたドイツ軍戦車の横を連合軍が進軍していくメニュー画面

 

2004年の秋に発売されたRTS(リアルタイムストテラジー)です。いわゆる戦争もので、第二次大戦でのドイツ、ソ連、アメリカの各シナリオを歴史に沿ってこなしていきます。ちなみに、PANZERとはドイツ語で「戦車」を意味します。内容は別に戦車戦だけではありませんが。

システムとしてはかなりアクション寄りでその点が間口を広げる結果になっていると思います。私もRTSはこれで2作目ですが、そこそこ進めることができています。アクション寄りの設定によって、たとえば装甲車に火炎放射を浴びせて中の乗員を追い出し、その後自軍の搭乗員を乗せて戦力化、なんてこともできます。

もちろん弾数制限や装甲値などのステータスはきっちりとあります。各ユニットには経験値が存在し、一定値に達すると各能力が向上します。ユニットは次回戦闘に引き継ぐことが可能なことが多いので、一つ一つのユニットを大切にしていくことも大事です。また、車両の乗員は車両の乗り換えによって、経験値を新しい車両に引き継ぐことができます。歩兵は25人で行動しますが、欠員が生じると当然攻撃力は下がります。ユニットを引き継げる場合には、次回戦闘前に欠員は補充されます。

グラフィックは3Dで、なかなか綺麗かなあと思います。ただそのかわり多少重くなっているので、購入する前に3つ出ている体験版をやってみてから決めたほうが良いでしょう。また、マップ内に在るあらゆるオブジェクトを破壊することが可能で、倒れる電柱や生垣から、崩れ落ちる建物まで、非常にリアルになっています。

ゲームバランスとしては各種補給車や衛生兵などの回復ユニットが少々使えすぎるかな、とは思いますが、初心者の私にはこのくらいがよさそうです。

マルチプレイに関しても、4人対戦が可能で、さまざまなゲームモードを搭載しています。内部ブラウザ(Game Spy)は少々使い勝手が悪いですが。

このソフトはドイツの会社の開発ですが、コーエーが日本語版を発売中です。値段は少々高いですが。また、PHASE ONEとなっていることからもわかるように、開発元は続編の開発を進めており、フランスやユーゴスラビアのレジスタンス活動や、北アフリカの砂漠を舞台とした。PHASE TWOが現在発売中です。さらにPHASE THREEの開発予定もあるようで、個人的には日本軍の登場をぜひ期待したいところです。

スクリーンショット    

 

オフィシャルサイトCDV日本語版オフィシャル(コーエー)

体験版はこちらから(4Gamer)

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