Command and Conquer Generals

アメリカとGLAが激しい戦闘を繰り広げるメニュー画面

 

このCommand＆Conquerというシリーズは、DOS時代からのシリーズであり、海外では非常に高い評価を得ているRTSです。このゲームを基にしたFPSまで製作されています。しかし日本国内では、他のRTSの影に隠れてマイナーなシリーズとなってしまっています。

Generalsは、2003年に発売されたシリーズ最新作で、初代から数えると4作目にあたります。このシリーズはこれまでSFや架空の歴史を取り扱っていましたが、本作は近未来（２０年後程度）を想定した時代設定の世界での、アメリカ、中国、GLA（世界解放軍）の対立を描いたものです。

システムとしては、物資を集め、それを換金することによって資金を得て、兵器や兵員を生産していくというものです。そのため、物資の集中する場所を制圧すれば、兵糧攻めも可能です。ユニットごとに経験値が存在し、一定値に達すると能力が向上します。また、プレーヤーにも経験値が存在し、これを貯めていくことによって強力な将軍能力を行使することができるようになります。ただし、ユニットの経験値は次回戦闘に引き継ぐことはできません。ユニットはテロリストや大型爆撃機など、各国特徴的なものがそろっています。AIに関しては時々つっかかったりすることがありますが、そこまでの問題は見られませんでした。

グラフィックはシリーズ初の3Dです。2年前の作品なので最新の作品に比べると少々見劣りしますが、土煙などの効果や立っている植物、歩いている一般市民など、かなりきれいに描かれています。また、兵士や車両が高々と吹き飛んだり、大規模な火炎が起こったりするなど、エフェクトは全体的に派手に作られています。

マルチプレイは最大8人で対戦可能で、自分のレベルに合った対戦相手を探す機能もついています。

インターフェイスが非常に見やすく、また日本語化がされているため、RTS初心者にはお勧めの作品です。かく言う私も、この作品がはじめてのRTSです。

スクリーンショット　１　２（左上でユニットがつっかかっていますね）

 

オフィシャルサイト（EA）

体験版はこちらから(4Gamer)